青森県に何度も出張することがあり、自宅でもニンニクを栽培して見たくなり、 2020年秋に栽培に着手しました。
ニンニクの無農薬栽培 ニンニクの栽培は、秋に蒔いて、翌年の6月頃に収穫になります。
ニンニクの栽培
ニンニクは、地域の気候に応じて植え付けの時期は異なります。関東地方では10月頃に種(球根)を蒔き、翌年の6月頃に収穫するサイクルのようです。成長力が強いので、元肥にたっぷりと肥やしを入れておく必要があります。玉葱用の黒マルチを利用して、その穴に植え付けをすれば、雑草の心配も少なく、ほとんど手間がかかりません。もともと植え付けの時期から冬までは、ほとんど草が伸びません。春先の2月から3月に掛けて追肥をします。ここでは野菜用の窒素燐酸カリのバランスのとれた化学肥料をマルチ穴のなかにいれて施肥します。4月に入ってからはそのまま放置します。追肥は、収穫の2ヶ月前までにします。その後も追肥をしてしまうと収穫したニンニクに苦みが残ってしまいます。芽は分けつして2本に分かれてしまった場合は、太い方を残して細い方をもぎ取ります。4月に入ると、ニンニクの芽(花の茎)が伸びてきます。伸びてきたら切り取ってニンニクの芽の炒め物にします。モザイク病という病気が発生することがあります。ウイルスに感染して発症するようです。葉面にまだら模様が出て、葉が縮れてきます。縮れていると若い葉が伸びられなくなります。治療方法は無いので、発病した株は切り取って圃場街に持ち出し焼却処分します。
黒ニンニクへの加工
ニンニクは身体にいい食品なのですが、生のニンニクを過剰に摂取すると身体に負担がかかるということです。ところが、黒ニンニクは沢山摂取しても栄養素はたっぷりと吸収されて、身体に負担はかからないということを某ニンニク食品メーカーの次期社長から教えて頂きました。そこで黒ニンニクをつくる準備をしました。炊飯ジャーの保温状態で3日間くらい保温したままにしておくと出来るようです。黒ニンニク専用のジャーを購入しましたので、それで作って見ます。