企業の中での活動を、単純化してゲーム化したものです。コミュニケーションや、現場改善、研究開発など、座学で学んだことを体験を通して定着させるために役立ちます。日常の遊びに見えるような活動に、本質的な意味を含んでいたりします。ビジネス上の当たり前のことを、身近なゲームから学び取り、どの様に取り組んでいったら良いかを修得します。
座学でまず理論を学び、楽しいゲームを通じでその理論を実践します。このプロセスを自社の課題に適用するわけです。
現在提供している研修ゲームは次の様なゲームです。
既に10年以上継続して提供しているゲーム以外に、最近開発したゲームもあります。従業員意識調査モラールサーベイを併用して研修を活用することをお勧めします。
全業種対象(一般社員、管理職)
・課長係長社員組織ゲーム
(社員間のコミュニケーションが業務進捗に大きな障害となることを実感します)
・課内コミュニケーションゲーム
(課内で共通の課題に取り組む時、自分だけで解決しようとしてもかえって時間が掛かってしまうことを実感できます。関係者で協力し合うことが大切だとわかります。)
・5S、作業改善ゲーム
(整理整頓を実施する事で、作業時間がどの程度短縮できるかを数値で把握する事が出来ます。その後の自由発想の作業改善課題により、作業時間を短縮しながら品質改善をすることを実際に演習で体得します。)
・作業指示作業標準作成ゲーム
(簡単な図形を口頭で指示する演習です。作業指示、作業標準書のポイントについて、簡単な演習を通じで体得します。)
製造業対象(一般社員、管理職)
・歩行ロボット開発競争ゲーム
(歩行ロボットの現行品をもとに、改良により遠方まで歩行させる条件を見つける演習です。決められた材料で、複数のチームが競争します。いろいろなアイデアをもちより、最適な製品に仕上げたチームが優勝となります。「かんばこうじのおもしろ工作」https://www.kanbakousaku.com作者より許可を得て適用しました。
製造業技術部門対象(設計、開発、研究)
・歩行ロボット研究開発ゲーム
(歩行ロボットのパラメーターを最適化することで、安定した歩行状態を実現するために、どの様な実験を行って改良を行うかを修得します。)
・飛行体発射品質工学ゲーム
(目標距離にバラツキ無く飛行させるために、どの様な実験を行って最適化を実現するかを学びます。講義、演習3日間)
現在開発中のゲームは次のゲームです
・組立工数削減ゲーム
(紙細工の製品組立の工数を把握して、工程分析を行い、工数削減のアイデアを抽出し、実際に実行してみて改善効果を把握するまでのゲームです。
・計量詰め合わせ工程コストダウンゲーム
(ガラスビーズを小分けの袋に詰め合わせる作業について、材料コストや、品質バラツキ、加工時間を把握しながら、総合的に改善するビジネスゲームです)